志賀高原の撮影遠征ガイド|車中泊・早朝アクセスの注意点とおすすめの拠点ホテル
カメラを趣味にする方にとって、志賀高原の「朝一番の光」は、何物にも代えがたい最高のシャッターチャンスです。しかし、標高2,000mを超える過酷な環境での早朝撮影を成功させるには、入念な準備と拠点選びが欠かせません。
「深夜に到着して仮眠はできる?」「撮影のために夜中に出入りしても大丈夫なホテルはある?」といった疑問を解決し、最高のコンディションで撮影に挑むための遠征ガイドをお届けします。
志賀高原での車中泊・仮眠の現状と注意点
志賀高原で車中泊を検討されている方も多いですが、国立公園内であるため、ルールとマナーの徹底が求められます。
駐車場の利用ルール: 志賀高原内の多くの駐車場は「公共の無料駐車場」として開放されていますが、キャンプ行為(炊飯やテント設営)は一切禁止されています。あくまで「撮影に向けた一時的な仮眠」として、節度を持って利用しましょう。
アイドリングストップ: 夜間は想像以上に静まり返ります。騒音トラブルや環境保護、一酸化炭素中毒の危険を防ぐためにも、エンジンは必ず切りましょう。
トイレの確保: 木戸池や蓮池、渋峠など主要なスポット付近には公衆トイレがありますが、冬季は凍結防止のため閉鎖される場所も多いです。事前に利用可能なトイレを確認しておくことが重要です。
早朝アクセスを成功させるための「道路状況」攻略
最高の瞬間を逃さないために、志賀高原特有のアクセス事情を把握しておきましょう。
1. 「冬季通行止め」の期間と区間に注意
国道292号(志賀草津高原ルート)は、例年11月中旬から4月下旬まで、陽坂ゲートから群馬県側の天狗山ゲート間が冬期閉鎖されます。
影響: 閉鎖期間中は、群馬(草津)側から渋峠へアクセスすることはできません。また、渋峠周辺の雲海撮影を狙うなら、開通期間内であっても夜間通行規制がかかっていないか確認が必要です。
2. 凍結・積雪対策
志賀高原は10月下旬から路面凍結が始まります。
装備: 秋の紅葉シーズンであっても、早朝に渋峠や横手山を目指すならスタッドレスタイヤ、またはタイヤチェーンの携行が必須です。「下界は晴れていても山の上は氷点下」という状況が当たり前に起こります。
撮影遠征におすすめの「拠点ホテル」3選
「一睡もせずに撮影するのは体力的に厳しい」「24時間温泉に入ってリフレッシュしたい」という方には、撮影者の動きを理解してくれるホテルを拠点にするのが賢い選択です。
| ホテル名 | 特徴 | 撮影拠点としてのメリット |
| ビワ池ホテル | 幕岩温泉を擁する老舗 | 24時間入浴可能な天然温泉があり、深夜や早朝の撮影前後でも冷えた体を温められる。 |
| ホテルサニー志賀 | 高天ヶ原エリアの中心 | 玄関前まで車でアクセスしやすく、24時間温泉利用が可能。移動の機動力に優れる。 |
| 渋峠ホテル | 国道最高地点のすぐそば | 県境に建つ宿。渋峠の雲海や朝焼けを狙うなら、移動時間ゼロで撮影現場に立てる唯一無二の拠点。 |
撮影者のための「スマートな遠征スケジュール」例
無理のないスケジュールを組むことで、集中力を維持したまま撮影に臨めます。
【前日夜】 志賀高原内のホテルにチェックイン。温泉でリラックスし、翌日の機材チェックを済ませる。
【午前3:00】 起床・準備。多くの宿は早朝出発に対応してくれますが、事前に「明朝、撮影のため早めに出発します」と伝えておくのがマナーです。
【午前4:30】 目的のスポット(渋峠や一沼など)に到着。日の出前のブルーモーメントから待機。
【午前9:00】 撮影一段落。ホテルに戻り、朝食を摂るか少し仮眠。
【午前11:00】 チェックアウト後、標高の低いエリアを巡りながら帰路へ。
まとめ:万全の準備が「奇跡の一枚」を生む
志賀高原の早朝撮影は、自然条件との戦いでもあります。車中泊で挑むなら徹底した防寒とマナーの遵守を、ホテルを利用するなら24時間温泉などの利便性を活かして、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えましょう。
特に冷え込みが厳しい時期は、予備バッテリーや携帯食料も忘れずに。万全の準備があれば、ファインダー越しに広がる絶景を心ゆくまで楽しむことができるはずです。
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