カメラの「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」の基本|初心者向けわかりやすい解説


はじめに

「カメラを買ったけど、何をどう設定すればいいかわからない…」
そんな初心者の方が最初にぶつかる壁が、絞り・シャッタースピード・ISO感度です。

これら3つは、写真の明るさや表現に大きく影響します。
今回は、初心者でも理解しやすいように 基本の意味と使い方 を解説します。


1. 絞り(F値)とは

  • 意味:レンズの穴の大きさを調整する機能

  • 効果:光の量をコントロールし、ボケ感(背景のぼかし)を調整できる

ポイント

  • F値が小さい(例:F1.8) → 開放、明るく背景が大きくボケる

  • F値が大きい(例:F16) → 絞り、全体がくっきり写る

👉 ポートレートや被写体を際立たせたいときは小さいF値、風景全体をくっきり写したいときは大きいF値が目安です。


2. シャッタースピードとは

  • 意味:シャッターが開いている時間

  • 効果:被写体の動きを止めたり、流したりできる

ポイント

  • 速いシャッター(例:1/1000秒) → 動きを止めてブレない写真

  • 遅いシャッター(例:1/30秒) → 動きを流して動感を出す

👉 夜景や水の流れを撮るときは遅いシャッター、スポーツや動物撮影は速いシャッターが向いています。


3. ISO感度とは

  • 意味:カメラのセンサーが光に対してどれだけ敏感か

  • 効果:暗い場所でも明るく撮影できるが、数値が高いとノイズが増える

ポイント

  • 低ISO(例:100) → 明るい場所に最適、画質がきれい

  • 高ISO(例:1600) → 暗い場所でも撮れるが、ざらつきが出やすい

👉 明るい日中は低ISO、室内や夜景は高めのISOを調整して撮影します。


4. 絞り・シャッタースピード・ISOの関係

この3つは 「明るさを調整する三角関係」 と呼ばれます。

  • 絞りを開ける → 明るくなるがボケが大きくなる

  • シャッタースピードを遅くする → 明るくなるがブレやすい

  • ISOを上げる → 明るくなるがノイズが増える

👉 撮影シーンに応じてバランスを取りながら調整するのが基本です。


まとめ

カメラの「絞り・シャッタースピード・ISO感度」の基本は以下の通りです。

  • 絞り:F値で明るさとボケ感を調整

  • シャッタースピード:被写体の動きを止めるか流すかを調整

  • ISO感度:暗い場所で明るく撮るための感度設定

初心者はまず、この3つを意識しながら撮影してみると、写真の表現力がぐっと広がります。

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