カメラの表示とは?|撮影時に知っておきたい基本と活用ポイント
カメラを使って写真や動画を撮影するとき、液晶画面やファインダーにさまざまな情報が表示されます。この「カメラの表示」を理解しておくと、撮影の失敗を減らし、理想の写真を撮る確率が上がるんです。
この記事では、初心者でもわかるようにカメラの表示の種類と活用方法を解説します。
カメラの表示で確認できる主な情報
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シャッタースピード
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どれくらいの速さでシャッターが開閉するか
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動きの速い被写体を撮る場合や夜景撮影に重要
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絞り(F値)
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レンズの開口の大きさを示す値
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背景をぼかす・ピントを深くするなど、写真の印象を変えられる
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ISO感度
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光の感度を調整する設定
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暗い場所ではISOを上げると明るく撮れるが、ノイズが増える
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露出補正
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明るさをカメラの自動設定から微調整できる
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明るすぎる/暗すぎる場面で活用
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ホワイトバランス
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光源に合わせて色味を補正
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昼光、曇天、蛍光灯など状況に応じて調整できる
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バッテリー残量・メモリ残量
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撮影可能枚数や残り時間を確認
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AFモードやフォーカスエリア
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ピントを合わせる位置や方法を設定
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動く被写体や風景撮影で使い分けると便利
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ファインダー/液晶画面の表示モード
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ライブビュー表示:液晶画面でリアルタイムに映像を確認
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電子ファインダー(EVF)表示:光学ファインダーに情報を重ねて確認
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グリッド線表示:構図のガイドとして水平線や三分割線を表示
💡 ポイント
グリッド線を使うと、建物や水平線をまっすぐ撮影しやすくなります。
カメラの表示を活用するコツ
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撮影前に必ず確認
→ シャッタースピードや絞りを意識すると、手ブレや露出ミスを減らせる -
状況に応じて表示をカスタマイズ
→ 使わない情報を非表示にすると見やすくなる -
モード別の表示を覚える
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オートモード:最低限の情報だけ表示
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マニュアルモード:細かく設定を確認できる
→ 初心者はまずオートで慣れ、徐々にマニュアルで設定を調整
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まとめ
カメラの表示を理解することで、失敗写真を減らし、思い通りの撮影が可能になります。
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シャッター速度・絞り・ISO・露出補正をチェック
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ホワイトバランスやフォーカスモードも状況に応じて設定
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グリッド線や表示モードを活用して構図を整える
表示の見方を覚えるだけで、写真のクオリティがぐっと上がります。