「キーボックスが開かない!」と焦った時に試すべき対処法と、もう開かなくなるための秘策
「あれ?暗証番号を合ってるはずなのに、キーボックスが開かない!」
「鍵を取り出そうと思ったら、ダイヤルが全然回らない…」
マンションの鍵や会社の鍵、自宅の合鍵を保管しているキーボックスが開かなくなると、本当に困ってしまいますよね。
今回は、キーボックスが突然開かなくなった時に、焦らず試せる具体的な対処法と、そもそも開かなくなる原因、そして二度と開かなくなるための秘策まで、詳しく解説します。
キーボックスが開かない時に、まず試すべき3つの対処法
暗証番号を何度入力しても開かない時、まずは落ち着いて以下の方法を試してみてください。
対処法1:もう一度、ゆっくりダイヤルを回してみる
「そんな簡単なこと?」と思うかもしれませんが、これが意外と効果的です。
キーボックスのダイヤルは、少しのズレでも正しい番号として認識してくれません。焦って早く回すと、ダイヤルがわずかにズレてしまうことがあります。
ダイヤルを一つずつ、ゆっくりと丁寧に回してみる
ダイヤルを回す方向を逆にしてみる
一度番号をリセットしてから再入力する
特に、ダイヤルが固いと感じる場合は、ゆっくりと回すことで「カチッ」と正しい位置にハマることがあります。
対処法2:気温の変化を疑ってみる
キーボックスの素材は、気温の変化によって膨張・収縮することがあります。
炎天下に放置されていたキーボックス
寒い日の朝、凍ってしまっているキーボックス
このような場合、ダイヤルや蓋が固まってしまい、開かなくなってしまうことがあります。
もし外に設置しているキーボックスなら、日陰に移動したり、少し温かい場所で時間を置いてみたりすると、開くようになるかもしれません。
対処法3:設定した番号の前後を試してみる
「絶対にこの番号のはずなのに!」と思っていても、もしかしたら設定した時に一つ隣の数字にズレてしまった可能性もゼロではありません。
設定した番号の一つ前後の数字を試してみる
例えば「1234」なら、「1235」や「1233」も試してみる
根気が必要な作業ですが、もし番号を間違えて設定してしまっていた場合は、この方法で見つけられる可能性があります。
キーボックスが「開かなくなる」主な原因
なぜ、キーボックスは突然開かなくなってしまうのでしょうか?原因を事前に知っておくことで、未然に防ぐことができます。
原因1:ホコリやサビなどの汚れ
屋外に設置しているキーボックスは、雨風にさらされて内部にホコリやサビが溜まってしまうことがあります。これがダイヤルの動きを悪くさせたり、固まって開かなくなったりする原因になります。
原因2:暗証番号の設定ミス
新しい番号を設定した際、ダイヤルが完全に正しい位置で止まっていなかったために、設定がずれてしまうことがあります。特に、ダイヤルを回すタイプのキーボックスで起こりやすいです。
原因3:衝撃や劣化
キーボックスに強い衝撃が加わったり、長期間の使用で部品が劣化したりすると、内部の機構が壊れて開かなくなることがあります。
もう「開かない!」とならないための秘策
大切な鍵を安心して保管するために、以下の2つのポイントを心がけましょう。
秘策1:定期的なメンテナンス
定期的にダイヤル部分のホコリを拭き取る
年に一度、潤滑剤(シリコンスプレーなど)を吹きかける
直射日光や雨風が当たらない場所に設置する
簡単なメンテナンスをするだけで、キーボックスの寿命は格段に長くなります。
策2:新しい番号を設定する際は、慎重に!
新しい番号を設定した後は、必ずダイヤルをシャッフルしてから、正しい番号で開くか何度か試してみるようにしましょう。
最後に:それでも開かない時は専門業者に相談を
上記の方法を試してもどうしても開かない場合は、無理にこじ開けようとせず、鍵の専門業者に相談するのが一番安全です。
この記事が、皆さんの困った時の助けになれば幸いです。