賃貸の「元々あった照明」が切れたらどうする?交換から注意点まで徹底解説!
「引っ越してきた時からあったキッチンの照明、なんだか暗いなと思ったら切れちゃった!」
「リビングの備え付けの照明が突然つかなくなった…どうすればいいの?」
賃貸物件にお住まいの方で、元々設置されていた照明器具が切れてしまったり、壊れてしまったりして、どう対応したら良いか迷うことはありませんよね。自分で交換していいのか、管理会社に連絡すべきなのか、悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そんな賃貸の照明トラブルについて、賃貸物件の照明器具のルールから、自分でできること、そして困った時の対処法まで、分かりやすく解説していきます!
まず確認!その照明器具は「備品」?それとも「消耗品」?
賃貸物件の照明器具が切れた時、まず確認すべきは、その照明器具が**「備品」なのか「消耗品」**なのか、という点です。
備品(設備)の場合:
天井に埋め込まれているダウンライトや、シーリングファン付きの照明、部屋の雰囲気に合わせて造り付けられているようなおしゃれな照明器具は、建物の設備の一部とみなされることがほとんどです。この場合、電球が切れただけでなく、器具自体が故障した場合は、大家さんや管理会社が修繕費用を負担してくれるケースが多いです。
消耗品(または入居者負担)の場合:
一般的なシーリングライトやペンダントライトなど、入居者が簡単に取り外し・交換できるタイプの照明器具は、電球が切れた場合は入居者自身で交換するのが一般的です。ただし、器具自体が経年劣化で故障した場合は、大家さんや管理会社に相談が必要です。
契約書に照明器具に関する記載があるか確認してみましょう。不明な場合は、自己判断せず、必ず管理会社や大家さんに確認するようにしてください。
電球が切れただけなら自分で交換できる?
はい、多くの場合は自分で電球を交換できます!
ご自宅の照明がシーリングライトやペンダントライトで、電球だけが切れてしまった場合は、以下の手順で交換してみましょう。
安全確認: 必ず照明のスイッチをオフにし、可能であればブレーカーも落として作業してください。感電の危険があります。
電球の種類を確認: 切れた電球を取り外し、ソケットの口金(E26、E17など)やワット数、LED電球か白熱電球かなどを確認します。写真に撮っておくと、お店で迷いません。
新しい電球を購入: 家電量販店やホームセンター、100円ショップなどで、同じ種類・サイズの電球を購入します。最近はLED電球が主流で、寿命が長く消費電力も少ないためおすすめです。
交換: 新しい電球をソケットにしっかりとねじ込みます。
点灯確認: スイッチをオンにして、点灯するか確認します。
LED照明が突然消えた・暗くなった場合
LED照明は長寿命が特徴ですが、それでも「突然消えた」「明るさが不安定になった」という場合は、電球だけでなく照明器具自体の故障や、寿命が来ている可能性が高いです。特に、LED一体型の照明器具は電球だけを交換することができません。この場合は、自己判断で分解せず、管理会社や大家さんに連絡しましょう。
賃貸の照明器具を「交換したい」「おしゃれなものに変えたい」場合
元々付いている照明器具が気に入らない、もっとおしゃれなものに変えたい、間接照明をプラスしたいという方もいるでしょう。
既存の照明器具を取り外して交換する場合
基本的に、大家さんや管理会社の許可が必要です。無断で交換してしまうと、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。
もし許可がもらえた場合は、取り外した元の照明器具を大切に保管しておきましょう。退去時に元の照明器具に戻す必要があるためです。
賃貸でも手軽にできる照明の工夫
許可なく照明器具を交換するのは難しいけれど、部屋の雰囲気を変えたい!という場合は、以下のような方法があります。
コンセント式のフロアライトやテーブルランプを追加する: これなら工事不要で、部屋の印象をガラリと変えられます。おしゃれなデザインのものがたくさんありますよ。
間接照明を活用する: 家具の後ろや壁際に設置する間接照明は、部屋に奥行きと落ち着いた雰囲気を与えてくれます。
シーリングライトにカバーを取り付ける: 既存のシーリングライトに、おしゃれなカバーを被せるだけで、雰囲気を変えることも可能です(ただし、安全に配慮し、熱がこもらないか確認しましょう)。
ダクトレール用の照明: もし部屋にダクトレールが付いている場合は、好きな照明器具を簡単に追加・交換できます。
困ったら迷わず「管理会社」や「大家さん」に連絡!
「電球を交換してもつかない」「照明器具自体が壊れたみたい」「どこに連絡すればいいかわからない」
こんな時は、迷わず管理会社や大家さんに連絡しましょう。無理に自分で修理しようとすると、かえって状況を悪化させたり、予期せぬ事故につながる可能性もあります。
連絡する際には、以下の情報を伝えるとスムーズです。
部屋番号と氏名
いつ頃から、どのような状況で照明が点かなくなったか
(もし分かれば)照明の種類や場所
適切な対応方法を教えてくれるはずです。
まとめ:賃貸の照明トラブルもスマートに対応!
賃貸物件の照明が切れたり、壊れたりした場合は、まずそれが「備品」か「消耗品」かを確認することが大切です。電球切れなら自分で交換、器具の故障やLED一体型の場合は管理会社や大家さんに相談が基本です。
おしゃれな照明に変えたい時も、まずは許可を取るのが賢明。賃貸暮らしでも、工夫次第で快適でおしゃれな空間は作れます。困った時は一人で抱え込まず、積極的に相談して、安心して過ごせるお部屋を保ちましょう!