タンポンを上手に使いこなそう!初心者さんでも安心の徹底ガイド
「タンポンって使ってみたいけど、なんだか難しそう…」「痛くないの?どうやって入れたらいいの?」
生理用品の中でも、タンポンは特に使い方に不安を感じる方が多いかもしれませんね。でも大丈夫! 正しい使い方を知れば、タンポンは生理中のアクティブな毎日をサポートしてくれる、とても便利なアイテムなんです。
この記事では、ソフィのタンポンガイドを参考に、タンポンの基本的な使い方から、スムーズに挿入するコツ、注意点まで、初心者さんにも分かりやすく徹底解説します。タンポンを上手に使いこなして、生理中も快適に過ごしましょう!
タンポンってどんな生理用品?その魅力とは
タンポンは、吸収体を膣の中に入れて経血を吸収する生理用品です。ナプキンとは違い、体内で吸収するため、以下のようなメリットがあります。
快適性が高い: 体にフィットするため、ナプキンのようなゴワつきやムレ感が少ないです。
漏れの心配が少ない: 運動中や就寝中など、動きの多い時でも漏れにくいのが特徴です。
アクティブに過ごせる: プールや温泉にも入ることができ、生理中でもスポーツやレジャーを諦める必要がありません。
ニオイが気になりにくい: 経血が空気に触れにくいため、ニオイが気になりにくいというメリットもあります。
タンポンの種類を知ろう
タンポンには、主に2つのタイプがあります。
アプリケーター付きタンポン:
プラスチック製の筒(アプリケーター)に入ったタイプ。アプリケーターが吸収体を正しい位置まで押し込んでくれるため、初心者さんにおすすめです。衛生的で、手を汚さずに挿入できます。
フィンガータイプタンポン:
アプリケーターがなく、指で直接挿入するタイプ。コンパクトで持ち運びやすく、慣れればスムーズに使えます。
まずは、より簡単に使えるアプリケーター付きタンポンから試してみるのが良いでしょう。また、経血量に合わせて「ライト」「レギュラー」「スーパー」「スーパープラス」など、様々な吸収量のものがあります。最初は吸収量の少ないタイプから試すのがおすすめです。
【準備編】タンポンを使う前のチェックリスト
スムーズにタンポンを使うために、準備をしっかり行いましょう。
手を清潔にする: 石鹸で手を洗い、清潔な状態にしてからタンポンに触れましょう。
体の力を抜く: 緊張すると膣の筋肉がこわばり、挿入しにくくなります。深呼吸をしてリラックスしましょう。
パッケージを開けて準備: 個包装からタンポンを取り出し、アプリケーターの先端が丸くなっていることを確認します。紐(抜き取りひも)が吸収体にしっかり付いているか確認しましょう。
姿勢を工夫する: 挿入しやすい姿勢を見つけましょう。
洋式トイレに座り、ひざを開く
片足を便座に乗せる
しゃがむ
【実践編】タンポンの基本的な使い方(アプリケーター付き)
いよいよタンポンを挿入する手順です。一つずつ丁寧に進めていきましょう。
正しい持ち方: アプリケーターの外筒と内筒の間にある「フィンガーグリップ(指かけ部)」を、人差し指と中指でしっかり持ちます。親指は内筒の端に添えておきます。
膣の場所を確認: もう片方の手で、片方の陰唇を少し広げ、膣の入り口を確認します。膣は体の正面ではなく、少し斜め後ろに向かっています。
角度を意識して挿入: アプリケーターの先端を、体の斜め後ろ方向(背中側)に向かってゆっくりと挿入していきます。焦らず、力を抜いてスーッと滑らせるイメージです。
フィンガーグリップまで挿入: フィンガーグリップが指に触れるまで、外筒を奥まで入れ込みます。
吸収体を押し出す: 親指で内筒を完全に押し込み、吸収体を膣の中に押し出します。この時、「カチッ」と音がするタイプもあります。
アプリケーターを抜く: 内筒を押し込んだら、吸収体は膣の中に留まった状態です。外筒と内筒(アプリケーター)をゆっくりと引き抜きます。抜き取りひもが体外に出ていることを確認しましょう。
正しい位置か確認: 正しい位置に挿入されていれば、タンポンが入っている感覚はほとんどありません。もし違和感がある場合は、入っている位置が浅い可能性があります。その場合は一度抜き取り、新しいタンポンでやり直しましょう。
【取り出し編】タンポンの抜き方
取り出す時は、焦らず、以下の手順で行いましょう。
手を清潔にする: 挿入時と同じく、手を洗い清潔な状態に。
リラックスする: 体の力を抜いて、楽な姿勢を取りましょう。
抜き取りひもを引っ張る: 体外に出ている抜き取りひもを、ゆっくりと斜め下方向に引っ張ります。経血を十分に吸収していれば、滑るようにスムーズに出てくるはずです。
タンポン使用時の注意点と交換の目安
安全に、快適にタンポンを使うために、以下の点に注意しましょう。
交換時間の目安を守る: タンポンは、最大8時間以内で交換しましょう。長時間入れっぱなしにすると、雑菌が繁殖しやすくなり、「トキシックショック症候群(TSS)」という重篤な症状を引き起こすリスクが高まります。経血量に関わらず、必ず8時間以内に交換してください。
吸収量に合ったものを選ぶ: 経血量が多い日は吸収量の多いタイプを、少ない日は吸収量の少ないタイプを選ぶようにしましょう。吸収量が合っていないと、漏れやすかったり、取り出す時に摩擦で痛みを感じたりすることがあります。
抜き取りひもは切らない: 絶対に抜き取りひもは切らないでください。タンポンを取り出せなくなってしまいます。
就寝時も8時間以内: 寝る前に新しいタンポンに交換し、朝起きたらすぐに交換しましょう。
タンポン挿入中の排泄: タンポンを挿入したままでおしっこやうんちをしても問題ありません。ひもを濡らしたくない場合は、指でひもを軽く抑えるなどの工夫を。
使用済みのタンポンは捨てる: 使用済みのタンポンは、トイレットペーパーなどに包んで、サニタリーボックスに捨てましょう。トイレに流すのは詰まる原因になるので絶対にやめましょう。
まとめ:タンポンで、生理中も自分らしく輝こう!
タンポンは、正しい使い方さえマスターすれば、生理中のストレスを軽減し、あなたの活動をサポートしてくれる心強い味方です。最初は少し戸惑うかもしれませんが、何度か練習すれば必ず上手に使えるようになります。
この記事を参考に、ぜひタンポンに挑戦して、生理中もプールや温泉、スポーツなど、諦めていたことを楽しんでくださいね。快適な生理期間を過ごして、毎日を自分らしく輝かせましょう!