パスポートの申請費用はいくら?支払い方法からスムーズな申請の流れまで徹底解説!


海外旅行や海外出張を計画する際、まず必要になるのがパスポートですよね。「申請費用ってどれくらいかかるんだろう?」「支払い方法ってどうなってるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

パスポートの申請費用は、取得するパスポートの種類や有効期間によって異なります。また、支払い方法や申請の流れも事前に把握しておけば、スムーズに手続きを進めることができますよ。

この記事では、パスポートの申請にかかる費用を種類別に詳しく解説し、支払い方法、そして申請から受け取りまでの具体的な流れまで、分かりやすくご紹介します。これさえ読めば、あなたのパスポート申請の準備はバッチリです!


1. パスポートの申請費用はいくら?種類別にチェック!

パスポートには「10年間有効なパスポート」と「5年間有効なパスポート」の2種類があり、それぞれ申請費用が異なります。また、年齢によって取得できるパスポートの種類が限られます。

新規申請・有効期限切れの場合

初めてパスポートを申請する方や、現在持っているパスポートの有効期限が切れてしまった場合の費用は以下の通りです。

パスポートの種類

対象年齢

費用(収入印紙+都道府県手数料)

10年間有効

18歳以上

16,000円(収入印紙14,000円+都道府県手数料2,000円)

5年間有効

12歳以上

11,000円(収入印紙9,000円+都道府県手数料2,000円)

5年間有効

12歳未満

6,000円(収入印紙4,000円+都道府県手数料2,000円)

残存有効期間が1年未満などで切り替える場合

有効期限がまだ残っているものの、以下の理由で新しいパスポートに切り替える場合も、上記の新規申請と同じ費用がかかります。

  • パスポートの残存有効期間が1年未満になった場合

  • 査証欄の余白がなくなった場合

  • IC旅券の破損などで読み取りができなくなった場合

  • 氏名や本籍地(都道府県名)の記載事項に変更があった場合(この場合は「記載事項変更旅券」の申請も可能ですが、新規発給と同じ費用がかかります)

記載事項変更旅券を申請する場合

氏名や本籍地(都道府県名)に変更があったものの、有効期間が十分に残っている場合、現在のパスポートと同じ有効期間の「記載事項変更旅券」を申請することも可能です。

  • 費用: 6,000円(収入印紙4,000円+都道府県手数料2,000円)

紛失・盗難・焼失で新しいパスポートを申請する場合

パスポートを紛失したり、盗難・焼失してしまったりした場合も、新しいパスポートを申請できます。この場合も、上記の新規申請と同じ費用がかかります。

  • 費用:

    • 10年間有効: 16,000円

    • 5年間有効(12歳以上): 11,000円

    • 5年間有効(12歳未満): 6,000円


2. 申請費用の支払い方法

パスポートの申請費用は、現金で直接支払うわけではありません。少し特殊な支払い方法なので、事前に確認しておきましょう。

支払いは「収入印紙」と「各都道府県の証紙」で

パスポートの申請費用は、手数料として**「収入印紙」と「各都道府県の手数料(証紙)」の組み合わせ**で支払います。

  • 収入印紙: 郵便局などで購入できます。

  • 各都道府県の手数料(証紙): パスポート申請窓口の近くにある証紙販売窓口で購入できることがほとんどです。

申請時に窓口で案内されることが多いですが、事前に準備しておくとスムーズです。多くの場合、現金で購入することになります。クレジットカードや電子マネーでの支払いはできないことが一般的です。

支払いのタイミング

費用を支払うのは、申請時ではなく、新しいパスポートを受け取る時です。

申請手続きが完了し、パスポートが発行された後、受け取り時に「引換書」と手数料分の収入印紙・都道府県証紙を窓口に提出してパスポートを受け取る、という流れになります。


3. パスポート申請から受け取りまでの流れ

パスポートの申請は、いくつかのステップを踏んで行われます。初めての方でも迷わないよう、具体的な流れを見ていきましょう。

STEP1:必要書類の準備

パスポート申請には、主に以下の書類が必要です。

  • 一般旅券発給申請書: パスポート申請窓口や市区町村の窓口で入手できます。外務省のWebサイトからもダウンロードできますが、様式が複雑なので、窓口で受け取るのが確実です。

  • 戸籍謄本または戸籍抄本:

    • 原則、発行日から6ヶ月以内のものが必要です。

    • 有効期限内のパスポートを切り替える場合で、氏名や本籍地に変更がない場合は不要です。

    • 同一戸籍の家族が同時に申請する場合は、戸籍謄本1通でOKです。

  • 住民票の写し:

    • 原則不要ですが、住民登録をしている都道府県以外で申請する場合や、住民票を異動してすぐに申請する場合など、提出を求められることがあります。

  • 写真:

    • 縦45mm×横35mmのサイズで、規定が非常に細かく定められています。

    • 背景は無地、正面を向き、無帽、目元が隠れていないなど、細かなルールがあります。写真館で撮影してもらうのが最も確実です。

  • 本人確認書類:

    • 1点で済むもの(運転免許証、マイナンバーカードなど)と、2点必要なもの(健康保険証+学生証など)があります。

  • 前回取得したパスポート:

    • 有効期限が残っているパスポートをお持ちの場合は、必ず持参してください。

STEP2:申請窓口での手続き

必要書類が揃ったら、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口へ行きます。

  • 申請窓口: 各都道府県に設置されている「パスポートセンター」や、一部の市区町村役場が窓口になっています。事前に確認しましょう。

  • 受付時間: 窓口によって受付時間が異なるので、事前に調べてから行きましょう。

  • 申請: 窓口で書類を提出し、内容に不備がないか確認してもらいます。問題なければ「引換書」が渡されます。この引換書は、パスポート受け取り時に必要になるので大切に保管しましょう。

STEP3:パスポートの受け取り

パスポートの受け取りは、申請から通常1週間〜10日程度かかります(土日祝日を除く)。

  • 受け取り場所: 申請した窓口でしか受け取れません。

  • 受け取り時の持ち物:

    • 引換書

    • 手数料(収入印紙と都道府県証紙)

  • 本人受け取りのみ: パスポートは、必ず申請者本人が窓口に出向いて受け取らなければなりません。代理での受け取りはできませんので注意しましょう。乳幼児の場合も、申請者本人(乳幼児)が窓口に行く必要があります。


まとめ:計画的な準備で、スムーズなパスポート申請を!

パスポートの申請費用は、有効期間によって16,000円、11,000円、6,000円のいずれかになります。支払いは現金で購入する収入印紙と都道府県証紙で行い、受け取り時に支払うのが特徴です。

必要書類を事前にしっかり確認し、写真の規定も守って準備を進めれば、パスポートの申請は決して難しい手続きではありません。

これであなたのパスポート申請の準備は完璧!安心して海外への旅の計画を進めてくださいね!


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