大人の女性向け「可愛いメイク」の作り方!自然なのに魅力UPのコツをプロが解説
「大人になっても、やっぱり『可愛い』って言われたい!」そう思う女性は多いはず。でも、若い頃と同じメイクでは、なんだか浮いて見えたり、逆に老けて見えたりすることも…。
大人女子の「可愛いメイク」は、ただ流行を追うだけでなく、自分の魅力を最大限に引き出し、品と清潔感を兼ね備えるのがポイントです。この記事では、プロが教える大人女子のための「可愛いメイク」のやり方と、自然に仕上げるためのコツを徹底解説します。
大人女子の「可愛い」ってどんなメイク?
大人女子にとっての「可愛いメイク」とは、決して幼く見せることではありません。目指すのは、こんな印象です。
- 健康的で明るい印象
- 優しげで親しみやすい雰囲気
- さりげない血色感とツヤ
- 清潔感があり、品がある
- 頑張りすぎないナチュラルな魅力
自分の年齢や魅力を理解し、それを引き立てるような「引き算」の視点も大切になります。
ベースメイク:素肌感を活かしたツヤ肌が鍵
大人女子の可愛いメイクは、厚塗り感のない素肌が美しいと思わせるベースメイクが最重要。くすみや色ムラはカバーしつつ、うるおいとツヤのある肌を目指しましょう。
- スキンケアでしっかり保湿: メイク前の保湿は、ツヤ肌の基本。化粧水、美容液、乳液(またはクリーム)でしっかり潤いを与え、肌をふっくらと整えます。
- カラーコントロール下地でトーンアップ:
肌のくすみや色ムラが気になる場合は、コントロールカラー下地で補正しましょう。
- 黄ぐすみにはパープル系
- 赤みにはグリーン系
- 血色感をプラスしたいならピンク系 少量ずつ顔全体に薄く伸ばし、ワントーン明るい印象に。
- 薄づきファンデーションorクッションファンデ: 厚塗りは老けて見える原因に。ファンデーションは、リキッドタイプやクッションファンデで、ごく薄く均一に伸ばしましょう。肌のアラが気になる部分は、重ね塗りするのではなく、次に紹介するコンシーラーでカバーします。
- コンシーラーでピンポイントカバー: クマ、シミ、ニキビ跡など、気になる部分はコンシーラーで丁寧にカバーします。指の腹でトントンと叩き込むように馴染ませると、自然に仕上がります。
- フェイスパウダーでふんわり仕上げ: Tゾーンや小鼻の周りなど、テカリやすい部分にフェイスパウダーをふんわりと乗せます。全顔にしっかりと乗せるとマットになりすぎるので、基本的にはツヤ感を残すように部分使いがおすすめです。
アイメイク:抜け感を意識した「優しい目元」
大人女子の可愛いメイクでは、強いアイラインや濃すぎるアイシャドウはNG。抜け感と優しさを意識した目元を作りましょう。
- アイシャドウは肌なじみの良い色で:
ブラウン、ベージュ、コーラルピンク、ローズ系など、肌なじみの良いカラーを選びましょう。ラメは控えめに、上品なパール感のあるものがおすすめです。
- アイホール全体に明るめのベースカラーを。
- 二重幅にメインカラーを乗せ、軽くグラデーションを作ります。
- 目尻に締め色を細く入れる程度でOK。
- 下まぶたには、明るめのパール系カラーを全体に薄く入れると、うるみ目効果で可愛らしさがアップします。
- アイラインはインラインと目尻に短く: 跳ね上げラインや太いラインは避け、まつ毛の隙間を埋めるインラインと、目尻を少し延長する程度に留めましょう。リキッドよりジェルライナーやペンシルライナーで描くと、より自然な印象に。色はブラウンを選ぶと、さらに優しげな目元になります。
- マスカラでまつ毛を自然に強調: ビューラーでまつ毛を根元からしっかり上げ、ボリュームよりもロングタイプのマスカラで、一本一本セパレートするように塗布します。ダマにならないよう、丁寧に仕上げましょう。下まつ毛も軽く塗ると、目の縦幅が強調されます。
- 涙袋メイクは控えめに: 涙袋を強調しすぎると不自然になることも。肌色に近いハイライトカラーや、ごく薄いブラウンの影用ライナーをほんの少しだけ使う程度にしましょう。
眉メイク:ふんわりとした「ナチュラルアーチ眉」
眉は顔の額縁。きりっとした直線眉よりも、少しだけアーチを描くふんわりとした眉が、大人女子の可愛らしさを引き出します。
- パウダーで隙間を埋める: 眉頭から眉尻まで、足りない部分をアイブロウパウダーでふんわりと埋めていきます。
- ペンシルで毛流れを整える: 眉毛の足りない部分や形を整えたい部分には、ペンシルで一本一本描き足すように。
- 眉マスカラで抜け感を: 眉色より少し明るめの眉マスカラで、毛流れを整えながら色をのせると、一気に垢抜けた印象になります。塗りすぎるとベタつくので注意しましょう。
チーク&リップ:血色感とツヤで「ヘルシーな可愛さ」
血色感とツヤは、大人女子の可愛いメイクに欠かせません。内側から滲み出るような自然な色味を意識しましょう。
チーク:内側から滲み出るような血色感
- クリームチークorリキッドチーク: パウダーチークよりも、クリームチークやリキッドチークの方が肌に溶け込むようになじみ、自然な血色感を演出できます。
- 色はピンクやコーラル系: 肌色に合わせたピンク系やコーラル系の色を選び、頬骨の高い位置に、内側から外側に向かってふんわりと広げましょう。塗りすぎは禁物です。
リップ:潤いとツヤのあるふっくらリップ
- リップクリームでしっかり保湿: 乾燥した唇では魅力が半減。リップメイク前に、必ずリップクリームで保湿しましょう。
- シアーな発色のリップやティント: 濃すぎるリップカラーは避け、シアー(透明感)な発色のリップや、肌なじみの良いティントリップがおすすめです。色は、コーラルピンク、ローズ、粘膜カラーなど、顔色を明るく見せるものを選びましょう。
- グロスでツヤ感をプラス: 仕上げに、唇の中央に少しだけグロスを重ねると、ぷるんとした立体感とツヤが加わり、より可愛らしい印象になります。
まとめ:品と抜け感で、大人可愛いを叶える!
大人女子の「可愛いメイク」は、単に色をのせるだけでなく、素肌感を活かしたベースメイク、抜け感のある目元、そして自然な血色感とツヤが重要です。
若作りではなく、ご自身の魅力を引き出し、清潔感と品のある「大人可愛い」を意識することで、周囲からも「素敵!」と褒められること間違いなしです。ぜひ、今回ご紹介したコツを取り入れて、あなたらしい「可愛い」を見つけてくださいね!