「ヘアオイルつけすぎた!」夜そのまま寝るのはNG?翌朝のリカバリー術
夜、お風呂上がりにヘアオイルで髪をケア。「あれ?ちょっとつけすぎたかな…?」と思ったものの、そのまま寝てしまった経験はありませんか?翌朝起きて、髪のベタつきやぺたんこになった状態を見て、「やっぱり失敗した!」と後悔することも。
ヘアオイルをつけすぎたまま寝るのは、髪や頭皮にとって本当に良くないのでしょうか?そして、もしそうなってしまったら、翌朝どうすれば良いのでしょうか?この記事では、ヘアオイルのつけすぎが引き起こす問題点と、翌朝の髪を美しく復活させるための簡単リカバリー術を詳しくご紹介します。
ヘアオイルつけすぎたまま寝るとどうなる?3つのデメリット
適量のヘアオイルは髪にツヤとうるおいを与えますが、つけすぎは逆効果。特に、そのままで夜寝てしまうと、いくつかのデメリットが生じる可能性があります。
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髪がベタつき、見た目が重くなる
オイルをつけすぎると、髪の毛一本一本がオイルでコーティングされすぎてしまい、乾いた状態でもベタつきやオイリーな質感になってしまいます。翌朝は髪がぺたんこになり、スタイリングしにくくなることも。
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頭皮トラブルの原因になることも
過剰なオイルが頭皮に付着したまま長時間放置されると、毛穴を塞いでしまう可能性があります。これにより、皮脂の過剰分泌や、フケ、かゆみ、ニキビなどの頭皮トラブルを引き起こすリスクが高まります。
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枕や寝具が汚れる
髪についた余分なオイルは、寝ている間に枕カバーやシーツに付着してしまいます。オイル汚れは洗濯しても落ちにくい場合があり、寝具を傷める原因にもなりかねません。
翌朝の「ヘアオイルつけすぎ問題」を解決!簡単リカバリー術
「あー、やっちゃった!」と後悔しても大丈夫。翌朝の髪をなんとかするためのリカバリー術をご紹介します。
1. 蒸しタオルで優しくオフ!
最も手軽で効果的な方法です。オイルを温めて溶かし、吸い取らせるイメージです。
- タオルを水で濡らし、固く絞ってから電子レンジで30秒〜1分ほど温めます(やけどに注意!)。
- 温かい蒸しタオルを髪全体(特にベタつきが気になる部分)に優しく巻きつけ、数分間置きます。
- タオルで優しく髪を挟むようにして、余分なオイルを吸い取ります。
- ドライヤーで乾かせば、ベタつきが軽減され、サラサラ感が戻ります。
2. ドライシャンプーやベビーパウダーを活用!
水を使わずに手軽にベタつきを抑えたい時に便利です。
- ドライシャンプー: 頭皮や髪の根元にシュッとスプレーし、指で軽く揉み込むようにしてなじませます。オイルを吸着し、髪をサラッとさせ、ボリューム感を出す効果も期待できます。
- ベビーパウダー/ルースパウダー: パフに少量取り、ベタつきが気になる髪の根元を中心にポンポンと軽く叩き込むように付けます。白い粉が目立たないよう、少量を丁寧になじませるのがコツです。余分なオイルを吸着し、サラサラになります。
3. 部分洗い&ドライヤーでリセット!
特にベタつきがひどい場合は、部分的に洗ってしまうのも一つの手です。
- ベタつきが気になる前髪や顔周りのみを、お湯で軽く濡らします。
- 少量(ワンプッシュ程度)のシャンプーを泡立てて、優しく洗います。
- しっかりすすいだ後、タオルドライし、ドライヤーで根元からしっかり乾かします。
- 全体を洗う手間を省きつつ、気になる部分だけをリフレッシュできます。
4. ブラッシングとドライヤーの冷風でリフレッシュ!
ベタつきが軽度であれば、これで乗り切れることもあります。
- 目の粗いブラシやコームで、優しく髪全体をブラッシングします。これにより、オイルを均一にならし、余分なものを絡め取ります。
- ドライヤーの冷風を髪全体に当てながら、手ぐしで優しくなでるように乾かします。冷風は髪をサラサラにする効果があります。
理想的なヘアオイルの使い方と予防策
翌朝のトラブルを避けるためには、やはり適量を守ることが大切です。
- 適量を守る: ショートヘアなら1〜2滴、ミディアムヘアなら2〜3滴、ロングヘアでも3〜4滴が目安です。
- 手のひらでよく伸ばす: オイルは必ず手のひらに広げてから、髪になじませましょう。直接髪に付けると、ムラになりやすく、つけすぎの原因になります。
- 毛先からなじませる: 乾燥しやすい毛先を中心にオイルをなじませ、手に残ったごく少量のオイルで髪全体を軽く整えます。根元にはつけすぎないように注意しましょう。
- ドライヤーでしっかり乾かす: 濡れた髪にオイルをつけたら、必ずドライヤーでしっかり乾かしましょう。熱の力でオイルが髪に浸透しやすくなります。
- タイプ別で選ぶ: オイルにも、サラサラタイプ、しっとりタイプなどがあります。自分の髪質や目指す質感に合わせて選びましょう。
まとめ:「つけすぎ」は避けて、賢くヘアオイルを使いこなそう!
ヘアオイルのつけすぎは、髪のベタつきや頭皮トラブル、寝具の汚れなど、いくつかのデメリットを引き起こす可能性があります。しかし、もし「つけすぎた!」と思っても、翌朝のリカバリー術を実践すれば、十分に挽回可能です。
何よりも大切なのは、適量を守り、正しく使うこと。あなたの髪質や目指すスタイルに合ったヘアオイルを上手に活用して、毎日美しいツヤ髪をキープしてくださいね!