大学卒業式に親は行くべき?出席率と、当日絶対に気をつけたいマナーを解説!
お子さんの大学卒業式、親として「行くべきかな?」「行かない方がいいのかな?」と迷っていませんか? 大切な晴れ舞台だからこそ、どうすれば良いか悩んでしまいますよね。
この記事では、大学卒業式における親の出席事情や、一般的な出席率、そして当日スムーズに、そして気持ち良く過ごすための**「やってはいけないこと」**まで、詳しく解説します。お子さんの大切な門出を、最高の形で一緒に見送りましょう!
大学卒業式、親は行く?行かない?最近の傾向と出席率
結論から言うと、大学の卒業式に親が出席するのは全く問題ありません。むしろ、多くの方が足を運んでいます。お子さんが一人暮らしをしている場合や、遠方の大学に通っている場合は特に、子育ての一区切りとして、成長した姿を見届ける良い機会と考える親御さんも多いです。
親の出席率はどのくらい?
厳密な全国平均の統計はありませんが、一般的には約7~8割の親御さんが出席していると言われています。大学や学部、その年の状況によって差はありますが、多くの学生が保護者と一緒に卒業式を迎えているのが現状です。
- 出席する理由:
- お子さんの成長を間近で見届けたい
- 学費や生活費の支援をしてきた集大成
- 袴やスーツ姿の我が子の晴れ姿を写真に収めたい
- 記念として家族で思い出を作りたい
- 出席しない理由:
- 遠方で移動が大変
- 仕事や他の都合がどうしてもつかない
- お子さんから「来なくていい」と言われた(学生が友人との時間を優先したい場合など)
大切なのは、お子さんとのコミュニケーションです。事前に「卒業式、どうする?」と率直に話し合ってみるのが一番良い方法でしょう。
親が卒業式に出席するなら!知っておきたい当日の流れと準備
いざ卒業式に行くとなると、どんな準備が必要で、当日どう過ごすのか気になりますよね。
1. お子さんとの事前確認が最重要!
大学の卒業式は、学部ごとに時間をずらして行われたり、場所が複数あったりすることがよくあります。
- 式典の時間と場所: 必ずお子さんに確認し、メモしておきましょう。
- 卒業証書授与のタイミング: 式典中に代表者が受け取るのか、後で個別にもらうのかなど、流れを聞いておくと安心です。
- 写真撮影の希望: 「式典後、どこでどんな写真を撮りたいか」など、お子さんの希望をさりげなく聞いておくとスムーズです。
- 友人との時間について: お子さんは友人たちと過ごす時間も大切にしたいはずです。どのくらい親と過ごせるか、事前にすり合わせをしておきましょう。
2. 服装は「セミフォーマル」が基本
卒業式は厳粛な式典ですので、服装にも配慮が必要です。
- 母親: セレモニースーツ(ネイビー、グレー、ベージュなど落ち着いた色)、ワンピーススーツ、着物などが一般的です。コサージュなどを添えて華やかさを出すのも良いでしょう。
- 父親: ダークスーツ(紺、グレー、黒)が基本です。ネクタイは派手すぎない色柄を選びましょう。
【ポイント】
派手すぎる服装や露出の多い服装は避け、TPOに合った清潔感のある装いを心がけましょう。
3. 持っていくと便利なものリスト
- カメラ・スマートフォン: 晴れ姿を写真に収めるために必須です。充電も忘れずに。
- スリッパ・携帯用座布団: 式典会場によっては固い椅子の場合もあります。
- エコバッグ: 卒業証書や記念品を持ち帰る際に便利です。
- 飲み物: 会場によっては水分補給が難しい場合があります。
- ハンカチ、ティッシュ: 感動の場面に備えて。
卒業式当日、親が「やってはいけない」NG行動
せっかくの卒業式、お子さんや周りの学生に迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりしないよう、以下の点に気をつけましょう。
1. 大声で話す・騒ぐ
式典中はもちろん、会場内や廊下、大学構内でも大声で話したり、騒いだりするのは控えましょう。多くの人がいる場所なので、周りの迷惑にならないよう配慮が必要です。
2. 式典中の写真・動画撮影でのマナー違反
- フラッシュ撮影: 他の参加者の迷惑になるので、原則としてフラッシュはオフにしましょう。
- 立ち上がっての撮影: 後ろの人の視界を遮らないよう、着席したままか、指定された場所でのみ撮影しましょう。
- 長時間の撮影・場所の占拠: 卒業証書授与の瞬間など、一瞬を逃したくない気持ちは分かりますが、通路を塞いだり、長時間場所を占拠したりしないように注意しましょう。
3. お子さんを「捕まえすぎる」
式典後、お子さんは友人たちとの記念撮影や最後の挨拶で忙しくしているはずです。
- 長時間引き止める: 友人との交流の時間を邪魔しないよう、写真撮影が終わったらすぐに解放してあげましょう。
- 大勢の友人の前でベタベタする/過度な声かけ: お子さんは大人です。友人の前で恥ずかしい思いをさせないよう、適度な距離感を保ちましょう。
- 親同士で固まって盛り上がりすぎる: 他の学生や保護者の迷惑にならないよう、常識的な範囲で行動しましょう。
4. 大学のルールや係員の指示に従わない
大学によっては、撮影禁止区域があったり、入退場の動線が決められていたりします。係員の指示には必ず従い、円滑な式典運営に協力しましょう。
まとめ:お子さんの門出を温かく見守る、最高の卒業式に!
大学の卒業式は、お子さんにとっても、親御さんにとっても、人生の大きな節目となる大切な一日です。無理に出席する必要はありませんが、もし出席するならば、事前準備をしっかり行い、当日は周囲への配慮を忘れずに、お子さんの晴れ姿を温かい気持ちで見守ってあげましょう。
親御さんの存在は、きっとお子さんにとって大きな支えと喜びになるはずです。最高の思い出に残る一日となりますように!