【まるわかり】韓国メイクの最新トレンド!部分別解説で憧れの「今どき顔」に!
K-POPアイドルや韓国ドラマの影響で、今や私たちのメイクに欠かせない存在となった韓国メイク。次々と新しいトレンドが生まれる韓国ビューティーは、常に私たちの好奇心を刺激し続けてくれますよね。
一時期大流行した「オルチャンメイク」から、今の韓国メイクはさらに進化を遂げています。そのキーワードは「頑張りすぎないのに可愛い」「生まれつき美人に見える」といった、よりナチュラルで抜け感のある美しさ。
この記事では、今の韓国メイクの流行りをパーツごとに深掘りし、誰でも簡単に取り入れられるコツを徹底解説します。あなたも今日から、最旬の韓国メイクで自信あふれる「今どき顔」を手に入れてみませんか?
韓国メイクの進化!「頑張りすぎない」が今どき流のキーワード
一昔前の韓国メイクといえば、真っ白な陶器肌に太めの平行眉、しっかり引いたアイライン、そして鮮やかなグラデーションリップ、といった特徴が挙げられました。もちろん今も魅力的ですが、最近のトレンドは、より「素の美しさを引き出す」方向へとシフトしています。
キーワードは「꾸안꾸(クアンク)」。これは「꾸민 듯 안 꾸민 듯(クミンドゥッ アンクミンドゥッ)」の略で、「着飾っているようで着飾っていない、エフォートレスな美しさ」を指します。まるで元から肌が綺麗で、目元も自然に大きく、血色が良いかのように見せるのが今どきの韓国メイクの流儀なんです。
このトレンドの背景には、ベースとなる「健やかな肌」への意識の高さがあります。スキンケアを徹底し、肌本来の潤いと透明感を引き出すことが、韓国メイクの基本中の基本と言えるでしょう。
部分別!最旬韓国メイクのトレンド&取り入れ方
それでは、具体的に各パーツのトレンドとメイクのコツを見ていきましょう。
1. ベースメイク:内側から輝く「透明感ツヤ肌」が鍵
かつての「水光肌(ムルグァンピブ)」から進化し、今は「まるで素肌がきれい」と思わせるような、内側から発光するような自然なツヤ肌がトレンドです。厚塗り感はNG!
- 作り方:
- スキンケアでしっかり保湿: メイク前の保湿を徹底し、肌の土台を整えましょう。
- トーンアップ下地で均一に: 肌色補正効果のあるトーンアップ下地を薄く顔全体に塗ります。
- クッションファンデは薄づきで: 厚塗りにならないよう、クッションファンデーションをポンポンと軽く叩き込むように塗ります。カバーしたい部分は重ね付けを。
- コンシーラーでポイントカバー: 気になるニキビ跡やクマなどは、ファンデーションの後にコンシーラーでピンポイントにカバーします。
- パウダーは最小限に: 全体には塗らず、テカリやすいTゾーンやおでこにだけ軽くパウダーをのせて、ツヤ感をキープします。
- ハイライトで立体感: 頬の高い位置や鼻筋、あご先など、光を集めたい場所に、繊細な輝きのハイライトを薄くのせると、より立体的なツヤ肌が完成します。
2. アイブロウ:抜け感のある「ナチュラルアーチ眉」
以前主流だった直線的な「平行眉」から、今は眉山を強調しすぎない、緩やかなカーブを描く「ナチュラルアーチ眉」が主流です。より柔らかく、優しげな印象を与えます。
- 作り方:
- スクリューブラシで毛流れを整える: 眉頭は上向き、眉中央から眉尻にかけては毛流れに沿って整えます。
- パウダーで隙間を埋める: 眉全体をパウダーでふんわりと色づけ、足りない部分や隙間を埋めます。
- アイブロウペンシルで描き足す: 眉尻や、毛が足りない部分を1本1本描き足すように自然に仕上げます。眉山を高くしすぎず、なだらかなアーチを意識しましょう。
- 眉マスカラで色を整える: 髪色に合わせた眉マスカラで、毛流れを整えつつ、ふんわりとした質感を出します。
3. アイメイク:うるみEYEを叶える「涙袋」&「水彩アイメイク」
韓国メイクの象徴ともいえる「涙袋(애교살/エギョサル)」は健在。そして、淡いカラーを重ねて血色感を演出する「水彩アイメイク」が人気です。
- 涙袋メイク:
- 影色で自然な膨らみ: 笑った時にぷっくりする部分の下に、薄いブラウンやベージュ系のアイシャドウで軽く影を入れます。
- 明るいカラーとグリッターで立体感: 涙袋全体に肌なじみの良い明るいカラーをのせ、黒目の下あたりに小粒のグリッターやラメをポンポンと軽く置くと、ウルウルとした瞳を演出できます。
- 水彩アイメイク:
- 淡いカラーを重ねる: アイホール全体に淡いピンクやピーチ、コーラルなどのカラーを薄くのせ、境目をぼかします。
- 血色感をプラス: 二重幅や目のキワに、少し濃いめの同系色を重ねて血色感をプラスします。濃く塗りすぎず、あくまで透明感を意識しましょう。
- アイラインは目尻のみ: アイラインは引いても目尻に控えめに、跳ね上げずに水平に伸ばすか、あえて引かないことで抜け感を出します。
- まつげはセパレートに: マスカラはダマにならないよう、根元からしっかりセパレートさせて、自然な長さを出します。
4. チーク:じゅわっと「血色感チーク」でヘルシーに
チークは、顔色をパッと明るく見せ、健康的で愛らしい印象を与えるアイテム。「血色メイク」「生気メイク」とも呼ばれ、透明感のある肌に自然な血色感をプラスします。
- 入れ方:
- 肌なじみの良いカラーを選ぶ: コーラル、ピーチ、淡いピンクなど、肌なじみの良いカラーを選びます。
- 頬の高い位置にふんわりと: 頬骨の高い位置を中心に、丸くまたは斜め上に向かって、ブラシでふんわりと入れます。
- 鼻先や顎にもひと塗り: 韓国アイドルのように、鼻先や顎にもほんのりチークをのせると、顔全体の血色感がアップし、さらに可愛らしい印象になります。
5. リップ:きらめく「タンフルリップ」&「MLBBリップ」
リップは韓国メイクのトレンドが特に顕著に表れる部分です。ツヤ感重視のリップと、より自然なリップが人気を二分しています。
- タンフルリップ(Tanghulu Lip):
韓国語で「タンフル」は日本の飴細工「飴りんご」のようなフルーツ飴を指します。まるでキャンディーのようにちゅるんとした透明感とツヤ、そしてジューシーな発色が特徴です。
- 作り方:
- ティントリップで唇全体に色をのせます。
- その上から、透明感のあるグロスやリップオイルをたっぷりと重ね、飴玉のようなツヤを出します。唇の中央を厚めに塗ると、よりぷっくり感が出ます。
- 作り方:
- MLBBリップ(My Lips But Better):
「My Lips But Better(自分の唇の色だけど、もっときれい)」の略で、素の唇の色を活かしつつ、より血色感とツヤを与えるナチュラルなリップです。
- 作り方:
- 唇の色に近い、肌なじみの良いヌーディピンクやコーラル系のティント、またはシアーな発色のリップを選びます。
- 唇全体に塗るだけでもOKですが、内側に少し濃い色を塗って、指や綿棒で外側にぼかす「グラデーションリップ」にすると、より自然で立体的な唇に仕上がります。
- 作り方:
まとめ:自分らしい韓国メイクで、毎日を輝かせよう!
韓国メイクのトレンドは常に進化していますが、その根底にあるのは「自分本来の美しさを引き出す」という考え方です。ツヤ感のある肌、抜け感のある眉、血色感あふれるチーク、そして魅力的なリップ…これらのポイントを押さえることで、誰でも簡単に「今どき顔」を叶えることができます。
流行を丸ごと真似するだけでなく、自分の顔立ちや肌の色に似合う部分を取り入れて、あなたらしい韓国メイクを楽しんでみてくださいね。メイクは、毎日を少しだけ特別なものにしてくれる魔法です。さあ、あなたも最新の韓国メイクに挑戦して、新しい自分を発見してみませんか?