寒中見舞いはがき、どこで買える?コンビニで1枚だけ欲しい時の裏ワザとマナー総まとめ
「年賀状を出しそびれちゃった」「喪中の相手に新年のご挨拶をしたい」そんな時、寒中見舞いはがきはとっても便利ですよね。でも、「あれ?コンビニには売ってるのかな?」「1枚だけ買いたいんだけど、どこに行けばいいんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、寒中見舞いはがきがどこで手に入るのか、コンビニでの購入方法、そして知っておきたいマナーまで、分かりやすくご紹介します。
そもそも「寒中見舞い」ってどんな時に送るの?
寒中見舞いは、一年で最も寒い時期に相手の健康を気遣う気持ちを伝える季節の挨拶状です。主に次のような場合に送られます。
- 年賀状の返礼として: 相手から年賀状が届いたけれど、自分が出していなかった場合に、松の内(一般的に1月7日、地域によっては15日)を過ぎてから返礼として出します。
- 喪中の相手へ新年の挨拶として: 相手が喪中のため年賀状を出せなかった場合に、松の内を過ぎてから送ります。
- 自分が喪中のため年賀状を出せない時: 喪中であることを知らずに年賀状をくれた相手へ、喪中であったことを伝えるとともに、感謝の気持ちを込めて送ります。
- 厳しい寒さの中、相手の健康を気遣う目的として: 特に理由がなくても、お世話になっている方へ送ることができます。
寒中見舞いはがき、コンビニには売っている?
結論から言うと、一般的なコンビニエンスストアでは、年賀はがきのように専用の寒中見舞いはがき(絵柄入りなど)が常時販売されていることは稀です。
コンビニで手軽に買えるのは、主に郵便局発行の普通はがき(無地やインクジェット紙など)です。もし「どうしてもコンビニで済ませたい!」という場合は、この普通はがきを購入し、自分でデザインを印刷するか、手書きで作成することになります。
コンビニの「マルチコピー機」を活用する裏ワザ
もし無地の普通はがきが手元にあって、デザインを印刷したい場合は、コンビニのマルチコピー機が非常に便利です。
- 自宅でデザインデータを作成: パソコンやスマホで寒中見舞いのデザインデータ(画像ファイルなど)を作成します。
- データをコンビニへ転送: データをUSBメモリに入れるか、コンビニのプリントサービスアプリなどを利用して転送します。
- マルチコピー機で印刷: マルチコピー機で「プリント」を選び、はがきサイズに設定して、持ち込みのはがきに印刷します。
※印刷方法や料金はコンビニチェーンによって異なりますので、事前に確認しておくとスムーズです。
寒中見舞いはがき、確実に手に入る場所はココ!
専用の寒中見舞いはがきを探しているなら、以下の場所がおすすめです。
- 郵便局: 最も確実なのは郵便局です。寒中見舞い用のデザインはがき(喪中用、一般用など)が用意されていることがあります。無地の普通はがきももちろん購入できます。
- 文具店・大型書店: 年末年始の時期には、寒中見舞いはがきコーナーが設けられていることがあります。多様なデザインの中から選べるのが魅力です。
- 家電量販店: 年賀はがきと同様に、印刷サービスの一環としてはがきを販売していることがあります。
- ネット通販: 種類が豊富で、自宅に届けてくれるので便利です。急ぎでなければ、複数のデザインを比較検討できます。
- スーパーマーケット(一部店舗): 大きなスーパーの中には、文具コーナーではがきを取り扱っている場合があります。
1枚だけ欲しい時は「郵便局」が一番確実!
「数枚しか必要ない」「1枚だけ欲しい」という場合は、迷わず郵便局へ行きましょう。郵便窓口で必要枚数を伝えるだけで、切手代込みで購入できます。
寒中見舞いを送る時期とマナー
- 投函時期: 「松の内」が明けてから立春(2月4日頃)まで。
- 松の内は、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとするのが一般的です。
- 通常は1月8日から立春(2月4日頃)までに届くように送ります。
- 切手: 通常のはがきと同じ料金で送れます。慶事用の切手は避け、普通切手を使用しましょう。
- 文面: 時候の挨拶から始まり、相手の健康を気遣う言葉、近況報告などを簡潔に書きます。
- 喪中の相手へ送る場合: 賀詞(「あけましておめでとうございます」など)は使わず、「旧年中は大変お世話になりました」といったお悔やみの言葉や、相手の健康を気遣う言葉を添えます。
- 手書きの温かさ: インクジェットプリンターで印刷したはがきも便利ですが、一言でも手書きのメッセージを添えると、より気持ちが伝わります。
まとめ:寒中見舞いはがきは計画的に準備しよう!
寒中見舞いはがきはコンビニでは手に入りにくいものの、郵便局や文具店、ネット通販など、購入できる場所はいくつかあります。特に1枚だけ欲しい時は郵便局が便利です。
寒中見舞いは、新年のご挨拶をきちんと届けたい、相手の健康を気遣いたいという温かい気持ちを伝える大切な手段。時期やマナーを守って、真心がこもった一枚を送ってくださいね。